不条理と理不尽 0417
不条理と理不尽に満ち溢れた世界を生きている。
不平や不満を外に排出できる人はいい。
ただひたすら我慢、耐えている人もいる。
穏やかで、おとなしいからと言って不平や不満がないわけでは決してない。
だけど、それを爆発させることなく、我慢して耐えて生きている。
諦めたり、悟ったりし、折り合いをつけながら生きている。
そうは言っても、我慢できる容量は決まっている。
それを越えれば、爆発してしまう。
仕方がない。
周りの人が気づいて、話を聞いて、溜まった我慢を減らすことができれば、爆発はしない。
周りの人? 話を聞いてくれる人? そんな人はいないじゃないか。
殺してやろうと思ったヤツは何人もいる。
実行に移さなかったのは、すべてを失う勇気がなかったから。
失うものが何もない今は殺しに行くことができる。ローンオフェンダーだからだ。
木村さんをみると、殺しに行かなければ何も変わらないという思いが強くなった。
木村さんの夢、小学校の卒業文集
「食べた人が秘密にしておきたくなるお菓子をいっぱい作りたい」
こんな透明な表現ができる人は、悪い人ではない。