嫌いな子の家庭教師最終日 終わってよかった!
担当している家庭教師のうち、一人の生徒の指導が終わった。
集団塾で十分やっていける学力になったので、2ケ月前くらいから塾を選んでみたらどうかと話した。
ここで塾が本格的になり家庭教師が終わった。
今回終わった子は、授業が始まる時間になっても食事が終わらなければゆっくり食事を済ませる。土曜日の午前中は、起きていないこともある。親も「まだおきていないんですよね~」と言い、起きるまで待たされる。親と外出し、時間になっても戻ってこない、30分以上待ったこともあった。
お金を払って雇っているのだから、そのくらい当たり前だと考えているのだろう。
粗末に扱われることには慣れているが、人としてどうなのだろうと思うこともあった。
だからと言って指導の手を抜くようなことは1度もないし、精一杯教えた。
そして最後の指導が終わり帰るとき、『いつもとおんなじ。』
「さようなら。」だけ。
”先生いろいろありがとうございました。先生の勧めで塾に入ってよかったと思っています。丁寧に教えていただいて本当にありがとうございました”
的な挨拶があり、
”先生ありがとうございました。わからないとこらがあったら聞きに行きます”と生徒が言い。
少しウルウルしてお別れする。
”先生お礼のしるしです”と言って手土産を渡される。
こんな光景は昭和の時代の話なのだろうか?
それにしても呆気なかった。